CASE 提案事例集

CASE

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抜け防止機能付き仕切り

発泡PPコストダウン作業効率UP

抜け防止機能付き仕切り

従来の仕切り形状での抜け・外れによる再組み作業等を防止するためのロック機能を有した作業性向上及びコスト削減型製品である。テーパー加工した溝と逃げ孔を設けることで、互いの仕切りでロック機能が発揮され、従来と同様の組み作業が可能である。発泡PPシートやプラ段等の化成品だけでなく、段ボールでも作製可能である。

抜け防止機能付き仕切り

改善内容

改善目的

コストダウン、作業性の向上を目指して

主に通い箱やリユース等で内材として使用される従来の仕切り形状(溝部ストレート)では、清掃等での仕切りの出し入れ時に抜け、外れが発生し、新たな工数、作業が発生し、余計なコストがかかっていた。
従来仕切りの形状と組み作業を維持しつつ、抜け防止機能の開発を行うことで、コストダウン、作業性の向上を図った。

特徴と構造

特徴

互いの仕切りに設けたテーパー(赤)と逃げ孔 (黄)が嵌り合うことで、抜け・脱落を防止。

ポイント
ポイント

作業性向上、コスト削減

  • ヒネリや斜め差し等の特別な加工の必要が無く、従来と同様の組み作業が可能。
  • 材料は発泡PPシート等の化成品だけでなく、段ボールでも作製可能。
ポイント
ポイント

製品のポイント

仕切り溝にシート厚みより狭くしたテーパー(凸部)と仕切り組み立て時のテーパー位置に孔(テーパー逃げ部)を設けることで、互いの仕切りでロック機能が発揮される。シート厚みを利用した形状である。 また、従来仕切りと同様の組み作業(差し込みのみ)ができるようにしている。
通い・リユースでは発泡PPシートやプラ段などの化成品、ワンウェイでは段ボールで使用できる。

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