CASE 提案事例集

CASE

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リユース輸送箱の改善

真空形成トレイ輸送効率UP作業効率UP

リユース輸送箱の改善

本製品は、嵌合機能を利用し平形状から箱形状にすることで、箱として持ち運びができ、組立・展開の作業性もよく、また、平形状にすることにより、小スペースでの保管やリユース時の輸送効率(積載効率)向上及び、トラック輸送削減(CO₂排出量削減)を実現したものである。

リユース輸送箱の改善

改善内容

改善目的

2024年運送問題に対応するため、保管スペース、輸送便の削減!

現行使用

プラダンBOX + 側面板トレイ

プラダン箱に側面板トレイを貼り付ける仕様(複合材)

プラダンBOX + 側面板トレイ プラダンBOX + 側面板トレイ

側面板トレイ

改善仕様

真空成型品(単一材)

単一材にて貼り加工等無し

箱状態

箱状態

平形状

平形状

改善効果

改善効果アイコン

嵌合機能を利用し平形状から箱形状にすることで、箱として持ち運びができ、組立・展開の作業性も良い。

改善効果アイコン

平形状にすることにより、小スペースでの保管可能(25%削減)

改善効果アイコン

樹脂材33%削減
(364g→243g)

改善効果アイコン

リユース時の輸送効率(積載効率)及びドライバー軽減。
5便/週 → 3便/週(2便削減)

改善効果アイコン

トラック輸送CO2排出量削減
(CO2排出量=864kg(40%)削減)

*トラック)10t車(1便当たり)CO2排出量=10t×約200km×0.216kg=432kg(2便削減=864kg)

特徴と構造

特徴と構造の図
1

独自開発形状による繋ぎ嵌合

  • 嵌りやすく
  • 外しやすい
  • 嵌合強度に優れている(自立が可能)
独自開発形状による繋ぎ嵌合写真
2

ミシン刃により硬い
PET材を折り曲げやすく

ミシン刃により硬いPET材を折り曲げやすく写真
3

従来よりある逆テーパーを
利用した嵌合

従来よりある逆テーパーを利用した嵌合写真

組立・展開

組立 両サイドの壁を立ち上げた際、自立するので、次の嵌合がしやすい。
平形状

平形状

途中経過
途中経過
途中経過
箱状態

箱状態

展開両サイドの壁が自立しているので、嵌合を外す際、無理が無く(破損が少なく)簡単に外しやすい。